BEENOS(3328)
7月19日 11:30現在の株価は2403円(+77円)となっております
7月に入ってからの株価は保ち合いとなっています。しかし、5月の底打ち以降の上昇基調を維持しており、この相場は上値を試す展開が続いていると見ています。
BEENOS(3328)は、ネット買取販売や海外発送代行などの越境Eコマース事業を展開。海外と日本の双方向で、国境を越えて商品を提供するサービスに強みを持ちます。
越境ec事業というニッチな事業を手掛けていますが、コロナ化では急騰した経緯があり、弊社では過去にも複数回取り上げた経緯があります。この当時は700円台から15か月間上昇基調が続き、昨年6月には3925円の高値を付けた銘柄でもあります。
弊社有料ポートでは、この規模の小型株を、値動きの軽さから選別物色する流れに注目し、今年5月に投機系ファンド絡みの案件として配信しております。
※BEENOS(3328)の日足チャート
現状の株価は、2500円付近(年初来高値)が上値目処となっており、この水準では今年の4月にも戻り天井となった水準。この水準では戻り売りが強く意識されるだけに、上値が伸び悩む傾向があります。
一方で、現状の下値の固さにも注目すべき。年初来高値圏に位置しながらも、押し目買い意欲の強さが見て取れます。今後は日柄調整を経て需給面の整理が進めば、上へ抜ける可能性を高まってくると見ています。
注目すべきは、今年は円安進展に伴う「海外の利用者」の増加期待から、円安恩恵銘柄として物色されている側面があること。日銀と欧米の金融政策が180度真逆の状態が続いている間は、「円安」を手掛かりとした物色は根強く続く見通しです。
これらを踏まえ、年初来高値水準である2500円付近円や、週足では今年の戻り目処となってきた26週移動平均などを上へ突破すると、その後は強い相場に発展する可能性を秘めています。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。