キャンバス(4575) 既に過剰な値動き、今後注目すべき点は?

 

キャンバス(4575)
7月19日の終値は981円(-18円)となっております

同社は創薬ベンチャー。主に正常細胞を損なわない抗癌剤の基礎研究、および臨床開発に取り組むベンチャー企業です。

弊社有料レポートでは、出来高に変化が出てきた5月後半から仕込んでいただいた案件です。この相場では、投機性の高い資金の関与が背景にあります。

株価は現在1000円の大台を窺う局面を迎えていますが、わずか2か月前までは200円台で推移していました。1か月半以上にわたり急騰相場が続いています。

 

※キャンバス(4575)の日足チャート

 

注目すべきは、短期間での高い株価の変動率。時価総額は高値圏に至っても、尚108億円と小規模。値動きの軽さに目を付けた投機筋が、流入する個人投資家マネーを「てこ」に、仕掛けを活発化させた背景があります。品薄気味の需給状態で、短期狙いの資金流入が急騰劇を助長したのは言うまでもありません。

但しこの手の品薄株は、短期需給の強弱が値動きの大部分を占めている為、テクニカルはあまり意味があまりません。

 

材料性に関わらず、既に過剰な値動き・高騰した相場となっていますので、目先は乱高下に注意する必要があるでしょう。今後の動向を想定するのはかなり困難な状況と言えます。

しかし、この銘柄の動きそのものが、現状出遅れが多い他のバイオ関連への波及を期待したい局面でもあります。弊社では、値幅取りに重点を置いた観点から、今から仕込んでおきたい銘柄を既にいくつか厳選しておりますが、今後有料レポートで取り上げていくことになりそうです。

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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