調整中のクシム(2345) 出来高が増加傾向、目先は調整一巡となるかに注目

 

クシム(2345)
8月10日の終値は601円(+17円)となっております

7月後半から調整入りしている銘柄ですが、先週は安値530円まで売られるも、その後は復調な動き。

7月1日に高値775円を示現後のこの一か月程は、調整局面となっております。しかし、足元の値動きが徐々に底堅さを見せており、目先の動きに注目したい案件です。

クシム(2345)は最近の個別株物色の中では、特にボラティリティの高い銘柄の一つでもあります。

昨年末350円台↑561円(1月24日)↓271円(3月9日)↑613円(3月28日)↓350円(6月6日)↑775円(7月1日)と、短期間で値幅を伴う上下を繰り返している点が特徴。この動きから、投機筋絡みの相場に発展し易い傾向が窺えます。

 

※クシム(2345)の日足チャート

 

注目すべきは、これまでの上下動を繰り返しつつも、徐々に下値と上値を切り上げていること。

クシム(2345)は、主にシステムの受託開発のほか、ブロックチェーン技術の基礎研究、同技術に関する教育コンテンツの開発・販売を手掛けており、ブロックチェーンサービス事業が中核事業。

この銘柄に関しては、6月中旬に弊社有料レポートにて、時価総額100億円以下の小型低位株の特集で取り上げた経緯があります。

 

今年に入ってからの相場を振り返ると、日足では25日移動平均線を上へ突破すると、一気に騰勢を強めるケースが目立ちます。現状は同移動平均の下方で推移しておりますが、ここ数日はこれを試す兆しが見られます。

日足のMACDは依然陰転のままですが、RSIは上昇に転じる兆しが見られます。仮に25日移動平均を上へ抜ける場面があれば、今年の傾向から上値を意識した動きに発展する可能性を秘めており、25日移動平均付近の値動きに注目すべき銘柄と見ております。

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

>>常時販売の通常版「有料レポート」