ひとこと・・・ マザーズが大幅下落、今夜発表の米7月CPI(消費者物価指数)への警戒感を強める

米国の2四半期連続のGDPマイナス成長を受け、インフレを抑制の為の「積極的利上げ観測」は後退していましたが、5日に発表された7月米雇用統計を受けて再燃。

利上げはグロース銘柄にとっては天敵。昨夜の米国株はNASDAQやラッセル2000などのグロース銘柄比率の高い指数の下落幅が大きく、この影響が国内のグロース指数であるマザーズにも波及。

また、今夜の米7月CPIを受けた翌日の東京市場が祝日ということも、きょうの売りを加速させた側面があります。

CPI発表後のマーケット見通しは流動的です。予め警戒感が高まっているだけに、事前予想を超えないインフレであれば、イベント通過後は買い安心感が台頭する可能性もありそうです。

マーケットの事前予想は前年比+8.7%、前月比+0.2%(先月は前年比+9.1%、前月比+1.3%)