出前館(2484) 秘めたポテンシャルに注目

 

出前館(2484)
先週末8月12日の終値は679円(+24円)となっております

8月は5日に高値示現後は伸び悩む展開となっています。足元で地合い好転の流れを受け、再び戻り高値を試す展開へ回帰するか注目される銘柄です。

出前館(2484)は、出前・デリバリーサービスに特化したポータルサイト「出前館」を運営。今期末(2022年8月期)は、シェア拡大に向けてユーザー獲得とデリバリーサービスへの投資を優先したことで、売上大幅増も、赤字拡大見通し。ただ、攻めの経営姿勢が来期以降の業績に、どのように反映されるか期待する向きも多い銘柄。

相場は将来を織り込む特性から、上記期待感が「思惑」として物色が先行するか注目されます。

 

また、この銘柄は投機筋絡みの案件でもあり、6月に弊社の有料レポートでも取り上げ、その後株価は70%超上昇した経緯があります。時価総額が900億円規模の銘柄である為、流動性があり値動きの大きさから投機性の高い銘柄でもあります。

この為、個人投資家人気が高く、短期資金の流入が加速する場面では強い相場に発展するポテンシャルを秘めています。

 

※出前館(2484)の日足チャート

 

日足は8月5日の高値で200日移動平均(チャート上赤いライン)にはね返された様子から、同移動平均が目先は重要なポイントとなりそうです。

下値は600円台を維持するなら、まだ上値を試す可能性があると見ています。つまり、600円割れは下へのバイアスが強まる可能性にも注意が必要です。

 

ただ、価格帯別出来高では600円から上の商いが膨らんでいますので、これは7月後半以降の商いで投資家が入れ替わっていることを示唆。現状は需給面も悪くないと見ています。

8月の株式市場は、10日の米CPI(消費者物価指数)発表後に、それまで売られてきた流れから一転して地合いは大きく改善しています。12日の取引で個人投資家のセンチメントが大きく改善している背景も、考慮しておきたい局面です。

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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