ひとこと・・・ 株式市場、下への警戒感が高まる場面だが・・・

先週まで夏の上げ相場が続いていたが、今週は一転して下落が続いています。投資家心理は、下への警戒感を高まっています。確かに、株価はスムーズに上昇しているとは言えませんが、今年の大半を27500円以下で推移していた日経平均は現在28000円台中盤にあります。この一週間の下げは投資家が警戒しているほどではありません。

市場の関心は25~29日のジャクソンホール会議。今後の金融政策・方針を見極める上でパウエル米FRB議長の発言に注目が集まっています。今年は特に、金融政策が株価を大きく動かしてきた経緯から、今週はこのイベントを控えて様子見ムードが強まる場面。ただ最近は、事前に警戒感が高まるイベントは、通過後にアク抜けするケースが目立っている。