ギフティ(4449) 8月の戻り高値を突破し、新たな上昇ステージへ突入か!?

 

ギフティ(4449)
9月12日の終値2309円(+104円)となっております

8月後半は緩慢な値動きを見せていたギフティ(4449)でしたが、9月は徐々に下値を切り上げ上昇基調が強まっています。既に8月19日の戻り高値である2169円を突破しており、新たな上昇ステージに突入した可能性が浮上。

目新しい材料は観測されていないものの、前回の記事では「投資家の入れ替わりが進むことで、短期需給は改善の流れにある」と見てきました。先週後半あたりから、2100円台を意識した戻り売りが出尽くしつつある様子が見受けられます。

 

~前回の記事~
ギフティ(4449) 急騰後の動きにフォーカスした今後の見通し

 

同社は、飲食・小売店舗等において、商品やサービスと交換できる電子チケット「eギフト」サービスを展開。某投機筋介入案件として、1100円付近で弊社有料レポートにて取り上げた経緯のある銘柄です。

そもそも、高成長期待への思惑から、投資家の押し目買い意欲が強い銘柄でもあります。

2022年4月期決算では売り上げの増加以上に、利益率の大幅な改善が目を引きます。利益転嫁し易い経営体質に改善している点は、グロース株として高いポテンシャルを感じます。

 

8月後半のマーケットは「ジャクソンホール」を境に、楽観相場から悲観相場に一転。再び米政策金利に市場の関心が向かう流れが株安を誘発しましたが、これまでの利上げ警戒による株安局面と異なる点として、物色の矛先に「内需株」が浮上したことが挙げられます。

この流れはギフティ(4449)にとって追い風となっており、足元で投機系資金の動きを活発化させている背景となっています。

 

※ギフティ(4449)の日足チャート

 

日足はオシレーター系のテクニカル指標であるRSIが買われ過ぎを示唆する70を突破しています。しかし、この銘柄の過去の相場を振り返ると、RSIが80台まで上昇するケースは珍しくありません。

逆に、RSIが高い局面では短期資金の流入が加速し易く、株価が一気に値幅を伴うケースが目立ちます。恐らく、ボラティリティの高さに惹かれて、短期資金の流入が加速する傾向があるものと見ております。

株価は昨年10月の4000円台から今年2月には753円まで、極端に売り込まれた経緯のある銘柄です。見直し余地として、短期目線では2500円を抜けるなら、2700円台を目指す展開を想定しています。

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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