新年の株式市場は日経平均が26000円台を割り込む展開。年末年始の海外市場は揉み合いとなっており、年末の水準とあまり変わらない推移となっていますが、日本株は年末の日銀による政策転換の影響が続いていると見る。金利上昇圧力と円高で株価の上値は重くなっています。
この様な局面で主力株は手掛け難い地合いですので、短期狙いの資金は個別の材料株や新興株、仕手性の高い低位株といったスポットで物色され易い銘柄へ向かい易くなっています。
一方、このような物色難の地合いでは、行き場を失った短期資金が特定の銘柄に資金が集中する傾向があります。投機性の高い銘柄によっては、買いが「一極集中的」に集まり易く想定以上に高いパフォーマンスを叩き出すといったケースが珍しくありません。