ひとこと・・・ 今週のマーケットは、週末に掛けて突如荒れ模様に

米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンクの突然の破綻を受け、想定外の出来事にマーケットが大きく動揺。不透明な要素も多く、不安心理から金融危機の気配も漂い始めています。

米国で起きたこの出来事を受け、各国の金融市場では「急落」という反応を示していることからもこの影響の大きさが窺えます。

特に銀行株が疑心暗鬼から幅広く売られており、今回の破綻がどの程度金融市場に影響があるのか現時点では未知数である様子が見て取れます。

シカゴ・オプション取引所のVIX(恐怖指数)は、週末の取引で一時29ポイント付近まで。昨年10月(米国株が年初来安値)以来の水準であり、投資家の動揺ぶりが窺えます。