相次ぐ欧米の銀行破綻で、週序盤からめまぐるしい一週間でした。今回の金融市場の信用リスクを、ただ不安視するばかりではなく、インフレ後退→利上げ政策の緩和へも作用する点にも注目。
既に起きたことを受け入れた上で、今後のチャンスを模索すべきと考えます。
先週の個別株の動きでは、弊社有料レポートでも取り上げたスマレジ(4431)やGCジョイコ(6249)、Abalance(3856)などが荒れる相場環境のなか、上値を意識した相場で高値を更新しています。
先行き不透明感はあれども悲観一辺倒ではない地合いです。いくつかの銘柄は、特定筋が関与している案件でもあり、混乱に乗じ短期資金が流入する状況となっています。
確かに指数の動きは波乱含みですが、今は短期で値動きの軽く値幅を狙える銘柄が短期筋のディーリングポイントになっています。記事冒頭で述べた「今後のチャンスを模索」する動きに注目すべき局面です。
弊社では、この手の銘柄を今後もレポートで取り上げていきます。手の込んだ大相場狙いの案件についても、実際に新たな仕掛け話も流れ込んできている状況にあり、値幅取りターゲットの候補がいくつか挙がっているのも事実。銘柄を絞り込んだ上でタイミングを見計らい、順次レポートにて配信していく予定です。
先週の金融市場は信用不安から世界的に株式が売られた一方、債券のほかゴールドといった貴金属やBitcoinなど株でないものが買われています。また、通貨円へも逃避資金が流れており、円高という現象も起きています。
しかし、金融不安の発信地となった米国株市場を見てみると、銀行株比率が高いNYダウは週間で-0.15%の下落。一方、ハイテク株指数であるNASDAQ100指数は+5.83%の上昇となっています。
こういうトレンドは、段階的に日本株へも波及してくると見ています。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。