アジャイル(6573) 低位の投機株として新たな動き

 

アジャイルメディア・ネットワーク(6573)
2024年4月9日の終値は150円(-15円)となっています

4月5日から新たな強い動きが出ています。注目すべきは、直近3日間での出来高が高水準且つ、値幅を伴う動きであることで、昨年の急騰相場から半年経過しており短期需給の整理がかなり進んだことはポジティブです。

一方で懸念材料もあり、この3日間での上昇があまりにも大きく、短期需給は既にかなりの偏りが出来ている点でしょう。一旦下げだすと、崩れるのも速い相場となる可能性があることは注意しておく必要があります。

 

アジャイルメディア・ネットワークは、インターネット広告市場の拡大を活かし、アンバサダー(消費者に強い影響力を持つインフルエンサー、いわゆる広告塔)マーケティングを展開。国内市場だけでなく、中国や東南アジア諸国におけるマーケティング支援も強化している企業です。

この銘柄に関しては、弊社有料レポートで投機系資金絡みの案件として今年3月下旬に90円台で取り上げた銘柄です。また、2023年の夏に80円付近から短期で900円台まで急騰した経緯があり、非常にボラティリティの高い銘柄でもあります。

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※ アジャイルメディア・ネットワーク(6573)の日足

 

この銘柄は低位の投機株です。2023年9月と10月にダブルトップの天井を形成してからは永らく調整期間が続いていましたが、ここにきて再動意となっています。値動きがスピーディーなため、予め売りの条件をイメージしておくことが重要であると考えます。

また、ここ数日はお問い合わせの多い銘柄でもあり、弊社有料レポートにて昨年の急騰相場でも取り上げた経緯があることから、当時の相場イメージがまだ残っている方も多いかもしれません。しかし、当時に出来た値動きパターンの先入観は一旦フラットにして、今回の新たな相場を見ていく必要があります。

 

この手の投機銘柄に投資する際は、ファンダメンタルズや業績面ではなく、市場の需給バランスや投機的な動きによって価格が形成されることを理解することが重要です。最終的には、株価は元の水準に戻る可能性が高いため、投資判断をする際には慎重に分析し、リスク管理を徹底することが求められます。

基本的にレポートの目標株価に達した場合は売り判断となります。繰り返しになりますが、値動きがスピーディーなため、予め売りの条件をイメージしておかないと、逃げ遅れる可能性があります。投資家にとっては高いリスクと高いリターンの両方を提供する案件です。そのリスクの高さを考慮すると、決して天井を狙うような相場ではありません。

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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