モダリス(4883)
2024年10月4日の終値は124円(+1円)となっています
今週のモダリス(4883)の株価はポジティブな動きを見せていますが、この勢いは続くのでしょうか?投資家にとって、この動きは魅力的な相場展開を意味するのでしょうか?市場の期待感が高まる中、モダリスの株価が再び上昇基調に乗るかどうかが注目されています。
モダリスは、CRISPR-GNDMという独自のゲノム編集技術を駆使し、遺伝子疾患の治療薬開発を行うバイオテクノロジー企業です。同社の時価総額は約46.71億円と小型の低位株であり、値動きが激しさから個人投資家や投機ファンドにとって注目の的となっています。特に、短期間での高いボラティリティが期待される銘柄としても知られています。
また、この銘柄に関しては8月初旬に110円付近で弊社有料レポートにて配信した案件でもあります。配信後に株価は200円台まで急騰したものの、その後は乱高下が続いています。小型の低位株でバイオ関連銘柄という投機系資金絡みの相場となり易く、複数の投機ファンドが関与している案件でもある為、今でも短期資金の流入が加速する場面では強い相場に発展するポテンシャルを秘めています。
8月にはモダリスの開発する治療薬「MDL-101」について、米国食品医薬品局(FDA)から希少小児疾患指定を受けたことが株価急騰の要因となりました。この指定は、新薬開発を促進する制度であり、投資家に大きな期待感を抱かせました。モダリスは、新薬の開発進展や規制当局の承認などに関連するニュースで株価が大きく変動しやすい銘柄であり、流動性の高さから投機筋にとっては魅力的な投資先です。
※ モダリス(4883)の日足
7月以降の日足を見ると、価格帯別出来高の推移から、特に120円から上の価格帯では値幅を伴った動きが見られる傾向が強くなっています。このため、今後の相場でも120円を超える水準ではさらなる上昇が期待されます。
さらに、今週の動きによりオシレーター系のテクニカル指標であるMACDおよびRSIが買い転換していることも、投資家の関心が高まる要因となっています。この背景には、上昇トレンドへの期待感や、投機系資金による仕掛け相場発展への期待感が高まっていることがあります。
一方で、ボリンジャーバンドの収束が続いている点については、慎重な見方も必要です。ボリンジャーバンドの収束は、価格が現在のレンジ内に留まる可能性を示唆しており、大きなトレンドが発生する前の静かな期間と考えられます。バンドが再び拡大するタイミングでは、モダリスの株価にも大きな動きが期待されますので、日足の「ボリンジャーバンドが再拡大するタイミング」は、今後の重要なポイントになってきます。
バイオテクノロジー分野はリスクが高いものの、大きなリターンが期待でき、モダリスの投機的ポテンシャルが個人投資家や投機筋の注目を集めています。今週の値動きを受けて市場の期待が高まる中、さらなる値幅拡大につながるかが注目されており、今後の動向に目が離せません。
弊社の有料レポートでは、今後急速に値を吊り上げると想定される銘柄をいくつかマークしており、これまでとは異なる銘柄が火柱を上げる展開も十分に考えられます。こうした新手の短期的な値幅取りに適した銘柄を、今後も弊社の有料レポートで取り上げていく予定です。