モバイルファクトリー(3912) 相場見通しをupdate

 

モバイルファクトリー(3912)
6月24日の終値は1235円(+35円)となっております

今週は年初来高値を更新。4月12日の高値である1207円を突破し、目先は昨年11月高値水準である1277円を意識した展開が期待されます。

同社はスマホ向けゲームなどコンテンツサービスを提供する会社ですが、NFTやブロックチェーン関連事業も手掛けており、投資家の関心が高い銘柄でもあります。

 

前回の記事でも指摘しましたが、モバイルファクトリー(3912)は、世界的株安の背景にあるハイテク・グロース売り、ロシアによるウクライナ侵攻といったアク影響をあまり受けていない銘柄であり、今もこの傾向が続いております。

 

~前回の記事~
モバイルファクトリー(3912) 投機筋の事情を考慮すると、今後は「買い攻勢の加速」が期待されるタイミング

 

※モバイルファクトリー(3912)の日足チャート

 

モバイルファクトリー(3912)を弊社有料レポートで取り上げたのは、今年1月の800円台の時に投機筋が絡みの案件として配信した経緯があります。

市場の物色傾向を振り返ると、短期資金は「年初来で株価がプラス圏にある銘柄」を選別基準とする傾向が最近は強まっております。

モバイルファクトリー(3912)についてもこれに該当しており、今の様な世界的株安の地合いの中でも、年初来でプラス圏にある銘柄は、息の長い物色を裏付ける要因を内包している傾向があります。

この様な選別に対する意識は、今回取り上げている投機筋の動きに関わらず、様々な投資家の動きからも散見されます。

 

※モバイルファクトリー(3912)の週足チャート

 

過去の値動きを振り返ると、2021年は1800円台まで急騰した経緯があります。一方で、過去の上昇過程では1200円台で戻り売りに押され易い傾向がある点も注意しておく必要があります。

 

今後の動きを見極める上では、昨年の11月高値(1277円)も重要ですが、弊社では200週移動平均に注目。この銘柄の過去を振り返ると、200週移動平均突破後には、かなり値幅を伴うケースが目立ちます。

目先はこの移動平均を上へ抜けるようなら、短期資金の流入が加速する可能性を秘めています。このケースでは、長期トレンドの上限(1600-1700円付近)を目指す展開が期待されます。

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

有料レポート >>
「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選