ひとこと・・・ 日米金融政策を通過、連休前の東京市場で鮮明になる「物色の広がり」

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。投資機会を活かすためには、市場全体の動きやマネーの流れを把握しておくことが、個別株物色においても欠かせません。

 

 

 

今週末の東京株式市場は、FOMCと日銀会合という大きなイベントを通過し、物色の広がりが目立つ一週間となりました。週初は原油高や米金利上昇への警戒からAI・半導体株が売られ、日経平均も下落。しかし、FOMC通過後に持ち直し、18日は日銀会合を無難に通過した安心感や円安も追い風となって買いが加速しました。

一方、週末のグロース市場も堅調で、グロース250は17~18日に連日+2%を超えています。市場全体を一様に買う動きではないものの、材料性や値動きのある中小型株に短期資金が積極的に向かっています。

また、週末の米国市場でも、ダウが下落する一方でNASDAQは上昇し、半導体株の強さが目立ちました。ただ、東京市場は連休に入るため、次の取引までに米国市場の景色がどう変わるかが重要になります。AI・半導体の強さが続くのか、それとも物色が別のセクターへ広がるのか。米金利や原油の動きとともに注目したいところです。

国内では今週、内需や金融、中小型材料株にも資金が向かっており、相場が再び一極集中へ戻ったとは言い切れません。グロース市場でも、材料と値動きを手掛かりにした個別株物色が続くとみています。