ひとこと・・・ エヌビディア決算通過で東京市場は安堵、半導体主導の反発は続くのか

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。投資機会を活かすためには、市場全体の動きやマネーの流れを把握しておくことが、個別株物色においても欠かせません。

 

 

 

日経平均は大幅反発し、前日までの弱さを巻き戻しました。主役はエヌビディア決算です。発表前はAI・半導体関連でボラティリティが高まり、失望決算への警戒からポジションを落とす動きもありました。しかし通過後はAI需要の強さが確認され、過度な警戒感が後退。東京市場は半導体株を中心に買い戻しが広がりました。自律反発というより、AI相場の継続性を市場が確認した動きだと見ています。

グロース市場も反発しましたが、性格はやや異なります。前日に売られた小型成長株へ、個人投資家や短期筋の買い戻しが入った流れです。AI、宇宙、バイオなど、材料性を意識しやすい一部の小型株にも資金が向かいました。ただし戻り売りも出ており、投資家心理が完全に強気へ戻ったとは言い切れません。まだ反発確認の段階だと考えます。

東証全体では、米ハイテク株高、原油高一服、米金利低下が重なり、外部環境は改善しました。目先は半導体主導で上値を試しやすい一方、買いが広がらなければ指数だけが先に進む相場になりやすいです。グロース市場250指数は800ポイント台定着が焦点です。方向性は上向きに傾きましたが、持続力は半導体以外へ資金が広がるかで決まると見ています。