ひとこと・・・ 週末の株式市場

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。しかし、広大な金融マーケット全体のマネーの流れを把握していくことは個別株においても非常に重要です。

 

 

今週の株式市場は、日経平均は引き続き38000円台でもみ合いです。

米国株はエヌビディアが一時的に時価総額で世界最大になるなど、米ハイテク株が、引き続き堅調に推移。しかし、週末は利益確定売りに押されています。ハイテクが利益確定される一方で、先週まで下げ続けていたバリュー株を買う動きがみられました。

為替市場では、円安の動きがじわじわと進行し、ドル円が160円を試す兆しが見えています。

来週は手掛かりの少ない週となりそうです。しかし、注目すべきは米国のハイテク株の動向です。これまでのところ、ハイテク株は高値の基調を維持していますが、その動きが続くのかどうかが焦点となります。また、ドル円が160円を試す展開になるかどうかも見逃せません。

これらの動きに変化があれば、金融市場全体にも大きな変化が生じる可能性があります。