ひとこと・・・ VIX(恐怖指数)は依然30ポイント近辺での推移が続く。今は非常に難しい局面

 

今日は米国株が続落から反発となっておりますが、シカゴ・オプション取引所のVIX(恐怖指数)は依然30ポイント近辺で推移。
ウクライナ情勢の緊張が高まって以降、この水準から下げていません。

この数値が高さは、投資家の株式市場に対する先行き不透明感の高さを示唆しております。つまり、今後上へも下へもどちらに大きく振れても不思議ではない難しい状況と言えます。この為、指数の動きに出来高を伴った長い陽線が出るまでは、買い安心感は出てこないものと見ております。

今週のビッグイベントである米FOMC(15-16日)に市場の関心と警戒感が非常に高まっております。ただ、これまでマーケットは悪材料を織り込みつつ、大きく水準を切り下げてきた後ですので、FOMC後のパウエルFRB議長の記者会通過後は、アク抜け感が株式市場に出てくるかが注目されます。日本株も引き続き、外部環境に追随した動きが想定されます。